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夫が浮気・不倫していた。妻である自分を裏切っていた。
そんな状況で何も気にせずいられるという人はほとんどいないと思います。
「夜も眠れない」「自然に涙が出てくる」「食欲がなくなった」
心臓をえぐられるような強いショックを受け、この苦しさをどうやって和らげればいいか、今後の夫婦生活をどうすべきなのか、分からない。
そしてこんなに辛い思いをしているのだから、せめて慰謝料に反映させてほしいと思う方も多いのではないでしょうか。
夫の浮気・不倫でうつになる原因と症状
浮気・不倫でうつになる理由
- 愛している人に大切にされていないと思うから
大切な存在なら、悲しい思いや傷つけるようなことはしないはずですよね。
まして、家族や友人からバッシングを受ける場合もあるなど、リスクを伴います。
それでも浮気・不倫をするということは「自分は大切にされていないんだ」と思ってしまい、強いショックを受けてしまいます。 - 自分が悪いからと自身を責めるから
「私に魅力がなかったから」「育児や仕事に追われて夫の相手をしなかったから」
「口うるさく言ってしまったから」
浮気・不倫された原因は自分にあると思い込んでしまうと、自分を責めて余計に辛くなってしまいます。 - 浮気相手のほうが自分より優れていると劣等感を抱くから
「相手が私より若くてきれいだからだ」「魅力的で性格もいいのかも」
見たこともない相手と自分を比べて劣等感に陥ってしまい、妻として女性としての自信もなくしてしまいます。 - 思い描いた将来像が崩れ、何も信じられなくなるから
自分にとって安心できる場所だと思っていた家庭は裏切られる前と同じではありません。
一度裏切られると、相手の行動に疑問を持ち常に疑ってしまいます。
そしてそんな自分にも嫌気がさし、心身共に疲れ切ってしまいます。
裏切られたショックと自分を責め何も信じられなくなる気持ちは誰にでも当てはまりそうですよね。
「私はうつにならない」と思っている人こそ要注意かもしれません。
浮気・不倫によるうつの症状
- 睡眠障害
寝つきが悪くなったり、深夜に目が覚めたりするなど睡眠に障害がでることがあります。
睡眠障害を引き起こすと日中も物事に集中することができず、注意力が散漫になり、ミスを連発することもあるため
たかが「睡眠」と甘くみてはいけません。 - 気分の落ち込みが激しい
感情の浮き沈みが激しく、ちょっとしたことで必要以上に自分を責め続け、気分が塞ぐのはうつ病の代表的な症状です。
些細なことまで自分の責任のように感じてしまい、「自分はいらない人間だ」と強く思うようになったりします。 - 食欲不振
食欲が低下したかと思えば過食にはしったり、食べ物の味が分からなくなってしまうケースもあります。
食事量が減ると体重が減ってしまうため、体調は悪くなり特に疲れやすくなります。 - 疲労感・倦怠感
ちょっとした行動にも体力を使い、体の動きが遅くなったり、声が小さくなったりします。
洗顔や着替えといった日常的な動作でも疲れてしまい、強い倦怠感に襲われることもあります。
もしかしてうつかな?と思った時の対処法
浮気・不倫について夫婦で話し合う
うつ症状の原因が浮気・不倫であるならばその原因を取り除くことが最も大きな解決方法となります。
証拠をとって離婚するという気持ちが固まっているなら別ですが、不倫に気付いていながらじっと我慢し続けることは精神的にも肉体的にも良くありません。
「あなたの不倫に気付いている」「もう不倫をやめてほしい」とはっきりと伝え、夫婦の今後を話し合いましょう。
信頼できる友人・知人に打ち明ける
「夫に不倫されるなんて誰にも言えない」
そう思い込んでる方もいるかもしれませんが、そのような悩みを聞いてくれる人が周りにいるかもしれません。
聞いてくれる友人がいるのであれば思い切って悩みを伝えてしまいましょう。
悩みは1人で抱えるからこそ辛いものです。
悩みを共有してもらうことで精神的にかなり楽になるはずです。
専門家に相談する
精神科医などのカウンセラーへ相談するもの良い方法です。
何となく足を踏み入れにくいイメージを持つ人も多いですが、基本的に話を聞くことがメインの治療となります。
話しにくい夫婦の悩みでも、直接関わり合いのない専門家であれば話せることもあるでしょう。
必要であれば薬も処方され、改善につながるように導いてくれます。
思っていることを紙に吐き出す
今すぐ相談できる人がいない。そんな時は、自分のつらい気持ちや抱えているストレス・不倫をした夫に対して抱いている気持ちを紙に書いてみましょう。
内に秘めるのではなく、とにかく外に吐き出すことが大切です。
とにかく自分自身のストレスを溜め込まず、心身共に十分な休養を取ることが必要です。
浮気・不倫によるうつは慰謝料請求の金額に加味される?
浮気・不倫が原因でうつを発症した場合は慰謝料請求の際、相場よりも高くなる可能性があります。
そもそも不倫の慰謝料とは、不倫されたことによって受けた精神的苦痛に対して支払われるお金を言います。
その為、不倫によってうつ病になるほど大きな精神的苦痛を受けたと考えられる為、慰謝料の増額を主張できる可能性があります。
このような主張がしっかりできるように、あらかじめカウンセリングを受けておき診断書を作成してもらいましょう。
不倫の発覚から期間があくと、うつ病の原因が不倫であるということの証明が難しくなってしまいます。
また、通院期間や治療費の金額が分かる資料もきちんと残しておきましょう。
メンタルクリニックはどんな感じ?
私は夫の不倫を知ってから1か月後、探偵による証拠を確認した直後からメンタルクリニックに通い始めました。
ラインのやりとりで確信はしていたものの、実際に不倫相手の女性をみたり、夫が帰宅後平気な顔をして嘘をつく姿を目の当たりにし、とどめを刺されたような気持ちになりました。
眠れない、食べれない、感情の起伏が激しくなり急に涙が止まらなくなったと思ったら次の瞬間、無気力なまま何も手がつけられない状態になり、友人のアドバイスもあってメンタルクリニックを予約しました。
診察は、問診票に沿って医師からの質疑応答のような形で話をし、今起きている体の症状の原因が不倫であるのかを確かめるために血液検査を行いました。
病気が原因でうつの症状がでることもある為、まずは体に異常がないか調べるんですね。
その後、体に異常がないことが確認され、うつの薬や寝つきを良くする薬、パニックが起きたら飲む薬などの投薬治療をカウンセリングと併せて続けました。
薬は無理にすすめられたわけではなく、私の気持ちを確認しながら必要最低限の処方ということになりました。
眠れないと日中冷静な判断が出来なくなる→寝つきを良くする薬
仕事中気持ちが高ぶってパニックになって困る→抗不安薬を頓服で
みたいな感じでした。
その後別居をしてから少しづつ良くなり減薬していき、
裁判することになった為医師に診断書を作成してもらい、その他証拠とともに提出しました。
「この程度で行ってもいいの?」そんな気持ちもありましたが、悩み続けるより早めに受診して良かったと思いました。