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夫が何か怪しい。。「調べてみたらやっぱりクロだった。」「証拠もバッチリ」
でもここからが本番です。
タイミングや手順を守って、苦労をして集めた証拠を最大限利用して上手に問い詰めましょう。
不貞行為（浮気・不倫）を問い詰めるタイミング
証拠が用意できた時
不貞行為（浮気・不倫）を問い詰めるにはまず準備をしっかりしておく必要があります。例え事実であっても即認める人ばかりではありません。
むしろ、疑われたことに対して怒り、論点をずらして問題をうやむやにしようとする人もいます。
そうならないよう、言い逃れできない確固たる証拠を揃えられたら問い詰めるタイミングと言えます。
今後どうしたいのか覚悟が決まった時
証拠が用意でき不貞行為が疑惑ではなく事実になったら、自分の気持ちと向き合い今後どうするのか、いよいよ決めなくてはいけません。
「やり直したい」「浮気相手と付き合いたいから離婚したい」
された側が合意しない限り、そのような決定権は不貞をした有責配偶者にはありません。
だからこそ、離婚するのかやり直すのか、やり直すならどんな条件や約束事を設けるのか自分の心を決めておく必要があります。
泣き落としやその場の雰囲気で何となく許してしまうと後で後悔するかもしれません。
不貞行為（浮気・不倫）を問い詰める手順
証拠が集まり自分の気持ちも固まったら、いよいよ本人に問い詰めます。
STEP1 直接聞く
不貞行為をしていないか本人に直接問いただします。
前触れもなくいきなりです。時間をとってもらうつもりだとしても「今日の夜話がある」等、先に言ってしまうと
何かあるなと勘繰られ、考える時間や口裏をあわせようとする時間を与えてしまうことになりかねません。
勿論、そうなっても証拠があれば問題ありませんが、いきなり問い詰められた素の反応を見られるのはこの瞬間だけです。
特に離婚せずやり直すことを考えている方は、どんなリアクションをするのかきちんと見ておいたほうがいいかもしれません。
そして、問いただした時点で素直に認める人であれば、STEP2・STEP3はとばして今後について話し合いましょう。
証拠を出されるまで認めない、そんなタイプであれば証拠を突き付けましょう。
minty元夫は絶対自分の非は認めないタイプでした。
予想通り、〇〇さんって知ってる？と聞いても分からないとしか言いませんでした。
STEP2 証拠を突きつける
素直に認めない、誤魔化そうとする人には証拠を突き付けます。
激しい言い合いにならないようにあくまで冷静に、相手の反応を見ながら証拠を出しましょう。
minty椅子の上で膝を立てて話を聞いていた元夫でしたが、しばらく黙った後膝をおろしました。
STEP3 認めさせる
証拠を突き付けて言い逃れできないと悟ると、ようやく認めて謝るかもしれませんが、もしやり直そうと考えているのであれば、念書などを書いてもらいましょう。
「もう二度と会わない」「もし会った場合には慰謝料〇〇払って離婚する」等書面にして残しておくと、もし今後過ちを繰り返した場合慰謝料増額の要因にもなります。
minty元夫は調査報告書をパラパラみて、「負けました」と言いました。
傷つけて悪かったではなく、ここまでされたらとりあえず謝るしかない、そんな感じでした。
こうした謝罪も不貞行為を認めた証拠の一つになります。
私は他にも証拠があったので裁判では提出しませんでしたが、念のため話し合いの様子を録音・録画しておくと安心ですね。
STEP4 今後について話し合う
相手が認めたら今後のことについて話し合います。
離婚するなら慰謝料や財産分与・親権・養育費、不動産など話し合うことはたくさんあります。
やり直すならば、今後一緒にいるためにどうすべきなのか、ペナルティーを含めて話し合っていきます。
必要であれば別居してみる
話し合いは一度や二度で終わるほど簡単なものではありません。
話し合いをしながらとはいえ、以前と変わらず共に生活をすることに抵抗がある方も多いと思います。
そんな時は無理をせず、結論がでるまで別居をすることも選択肢の一つです。
こじれたら弁護士を立てる
別れる別れないに関わらず、夫婦で完結させられたらそれに越したことはないと思います。
特に慰謝料を請求して離婚すると決めている場合、結婚年数や不貞行為の回数などから判断される、「相場」と言われる範囲で決められてしまうことが多く、自分の苦しみと慰謝料額にギャップがあるというのが現実です。
裁判になればさらに顕著で、弁護士費用で慰謝料が相殺なんてことも少なくありません。
裁判で社会的制裁を与えることだけが目的ならば話は別ですが、慰謝料という形で手元に残らなければ、あまり意味がないと感じる人が多いのではないでしょうか。
ですが、「証拠があるのに認めない」「逆ギレして話し合いができない」
そんな時はできるだけ早く弁護士に間に入ってもらいましょう。
専門家が間に入ることで話がスムーズに進むことも沢山あります。
minty夫婦関係の話し合いには相場はありません。
浮気・不倫を問い詰める時の注意点＆体験談
高圧的にならないように注意する
夫が裏切っている。そしてその確証もある。そんな状況下で詰め寄るわけですから、どうしても問い詰める側の立場が強くなりがちです。
しかし、一方的に問い詰めてしまうと反感を持たれ話し合いがうまくいかないことがあります。
浮気を問い詰めるときは高圧的に、そして感情的にならないように注意することが、その後の話し合いをスムーズにするコツとなります。
特に逆ギレしやすい人は要注意です。
普段の言動・性格を考慮した上で話し合いに臨みましょう。
第三者に同席してもらう
夫が普段温和な性格であっても、問い詰める側が高圧的にならないように気を付けても、内容的にお互い冷静でいられなくなってしまうこともあります。
話し合いが進まないだけではなく、手が出るような状況になったらとても危険です。
そうならないために、両者の言い分を客観的な立場で聞いてくれる第三者に同席してもらうことがベターです。
- 友人
- 弁護士
- カウンセラー
- 親戚
等が理想的です。両親が同席すると自分の子供をかばったり、相手のせいにして話がややこしくなる可能性があるので
信頼できる第三者に協力してもらうことが望ましいです。
minty元夫の両親は現役校長先生と薬剤師で、息子といえど一人の大人として距離をとり、客観的に息子を見ることができるような方々だと思っていましたが、実際に浮気を知った時「気に入らないなら弁護士雇って戦えば？」と言い、それ以来一切の連絡もなくなりました。
体験談
元夫の怪しげなラインを発見してから約４か月後にその日を迎えました。
２か月後には証拠は全て集まっていたのですが、調査報告書が出来上がるのを待ったり、連休で遊びに来る義父母に料理でもてなしたりで本当のことがなかなか言えず、その日を迎えるまで本当に苦しかったです。
ある日曜日の昼前、証拠を用意し、録音・録画のセッティングをしました。
友人と職場の上司に「話し合いの後連絡がなかったり、無断で仕事を休むことがあれば警察に行って欲しい」と物騒なことを告げ、窓を開け催涙スプレーを手に持ちシャワーから出てきた元夫に話をしました。
「〇〇さんと今日は会わないの？」と浮気相手の名前を出しても平然とシラを切り、私を口で黙らせることなど簡単と言わんばかりの態度で、面倒くさそうに膝を立てて聞いていました。
証拠を突き付けてようやく「負けました。僕の負けです。」と土下座をしました。
離婚・慰謝料について私の気持ちを伝え、そのことに答えが出るまで家を出てほしいと言いました。
minty話す内容も、混乱しないように自作の台本を作って臨んだので、１から１０まで聞きたいこと、話したい事が話せました。
台本は大げさかもしれませんが、話すべきことをあらかじめ頭に入れておくと、冷静に話ができるのでおススメです。